本文へ移動

法人情報公開

令和4年度事業報告

1 概要

 新型コロナウイルスについては、年度末には落ち着きを取りもどし事業の回復を期待したが、年度当初から切れ間なく感染が発生し通所系の一時的な事業休止や特養におけるクラスターなど困難な状況にも直面することとなった。さらにウクライナ情勢の影響による費用面の大幅な増加となり収支に大きな影響を受けたが、将来を見据えての収支拡大を目指し既存の事業基盤の見直しや新規事業に着手した。


(1) 経営面の対応
  現況報告書、財務諸表、役員等報酬規程等、社会福祉法人として情報開示をおこなった。また、収支状況を的確に把握するために、精度の高い月次損益管理おこなった。
同業界の三法人が連携し、代表者会等を開催し、サービスの質の向上や合同研修について検討を行うなど情報交換につとめた。
コロナ感染対策および物価高騰にかかる助成金申請に加え継続的な費用削減につとめた。事業面では神戸事業部の再編や新規事業への着手、非現業部門の人員の見直し等、合理化を進めた。また、DXプロジェクトを通じて将来に向けた更なる改革を目指した。


(2) 地域における公益的な取組の対応
  地域支援事業については、新型コロナウイルス感染症の蔓延のため、一時中止や再開を繰り返す等不安定な取り組みとなったが、引き続きサービスの利用控えによる在宅高齢者の支援にとりくんだ。また、低所得者に対しては利用料の減免を実施した。


(3) 組織風土改革の対応
  職員の離職防止のために職員の就労における課題の予防と改善につとめた。また、働き方改革の一環として次年度から本格実施する7.5時間勤務の試行を行った。会議・研修においてはリモート会議による効率的かつペーパーレスの開催を基本とした。また、ホームページプロジェクトを通じて求人情報や地域貢献等、戦略的情報発信につとめ、併せて中途採用事業部を人事部に変更し、採用活動から育成・研修を一元化する検討に入った。


(4) 介護保険制度の対応
  年度当初より、コロナ感染拡大による利用控え等の影響を受け、収支も大幅に悪化した。事業所によっては年度末に向けて利用の回復傾向が見られたが、法人全体の経営状況としては、厳しい結果となった。このような経営状況ではあったが、セラピストチームの広域活動化による新たな加算や個別リハビリなどの特色づくりにつとめた。


(5) 職員の管理・育成
  研修制度改革によりeラーニングを積極的に取り入れ、基本研修など全事業所において取り組むほか、研修機会の均等を図り職員の質の向上を目指すため、研修ガイドブックを作成した。また、多発する軽微な労災事故防止のために、労働基準監督署の指導の下、「働く人に安全で安心な店舗・施設づくり推進運動」に法人全体での取り組みを継続した。





2 計算書類

計算書類

(1908KB)

3 財産目録

財産目録

(443KB)

4 現況報告書

5 事業報告書

6 定款・役員等報酬規程

定款

(468KB)

7 役員等名簿

8 監事監査報告書

9 介護職員等特定処遇改善加算

10 一般事業主行動計画

社会福祉法人 ジェイエイ兵庫六甲福祉会
〒664-0851
兵庫県伊丹市中央4-5-6
TEL.072-771-1500
FAX.072-771-3200
TOPへ戻る